【シミュレーション】配当金が生活の柱に?松本移住後の理想の暮らしを妄想する

こんにちは!
以前から投稿している通り、松本への移住・転職によって減った年収を配当株投資で補いながら移住後の生活を送っています。

投資先の企業はいずれも過去10年で1株あたりの配当金を大きく増やしています。
もし今後もこれが継続した場合に移住生活はどう変わるのか、ゆる〜く妄想してみたいと思います。
ポートフォリオの1株あたり配当金の推移
以下が私のポートフォリオです。
例えば三菱商事からは全体の年間配当金総額のうち19%を受け取っている、ということを示しています。

ここからはポートフォリオの80%を占める上位7社の1株あたり配当金が過去10年で何倍になっているのかを示します。(2017年 ⇨ 2026年予想、IR BANKより)
三菱商事・・・4.12倍 (26.67円 ⇨ 110円)
三菱UFJ フィナンシャル・グループ・・・ 3.56倍 (18円 ⇨ 64円)
三井住友フィナンシャル・グループ・・・2.72倍 (50円 ⇨ 136円)
東京海上ホールディングス・・・4.50倍 (46.67円 ⇨ 210円)
NTT・・・2.21倍 (2.4円 ⇨ 5.3円)
KDDI・・・1.88倍 (42.5円 ⇨ 80円)
オリックス・・・2.30倍 (52.25円 ⇨ 120.01円)
ご覧の通りほとんどが10年前から2倍以上増配(配当金を増やす)しており、中には4倍以上増配している企業もあります。
今後の業績がどうなるかは誰にも分かりませんが、株主還元が強化されている昨今の状況も踏まえ、仮にこの先10年も同程度増配した場合、移住後の生活はどうなるでしょうか。
※ここからはゆる〜い妄想の世界です。
配当金で支える松本移住生活を妄想シミュレート
前職時代にコツコツ貯めていた貯金(財形貯蓄も含む)や退職金、松本市の移住支援補助金、そして企業の増配により、現時点では年間約60万円の配当金を得ています。
上記の企業の増配実績を加味し、これが10年後に3倍になったと仮定すると、年間配当金総額は180万円になります。これを月平均にすると15万円になります(実際には年2回の配当)。
働き方の変化:正社員→パートという選択肢
我が家の出費は月30万円ほどなので、配当金でその半分を賄うことができます。
つまり、私たちが生活していくためには月15万円を稼げばよくなります。
我が家は共働きで、私は正社員、妻はパートで働いています。しかし、このような状況になれば私は正社員を辞めて、私と妻で7.5万円ずつパートで働くという選択肢も出てきます。
月7.5万円は時給1,000円で1日5時間を週4日働けば稼ぐことができます。
ちなみに先ほどの10年で3倍に配当金が増えるスピードは、1年に換算すると約12%プラスになる計算です。つまり、11年後には配当金が180万円 ⇨ 202万円になり、月平均にすると16.8万円になります。
年間の出費が変わらない(月30万円)と仮定すると、月々13.2万円稼ぐだけで良くなります。
これを妻と私の二人で割ると6.6万円。時給1,100円のパートであれば1日5時間を週3日働くだけでよくなります。
同様に、12年後には配当金が226万円になり、月平均にすると18.9万円。2人で11.1万円稼げば良くなり、時給1,100円のパートを1日5時間、週2日だけ働けば良い週も出てきます。
時間の余裕とできること(登山、家庭菜園、副業など)
これは完全に配当金が生活の柱になった状態であり、時間に縛られない自由な生活を送ることができるようになった状態と言えます。
余った時間を趣味の登山やボランティア・勉強に費やすことも、自分がやりたかった副業に挑戦することも、何でもやりたいことができるようになります。
混まない平日の山に登り、小さな畑を借りて果物や野菜を育て、誰かの役に立てていることを実感できる活動(スモールビジネス・ボランティア)をしながら、子どもの成長を見守りたい。お爺ちゃんの生活みたいですが、こんな生活ができたらなぁと思っています。
配当株投資ってやっぱり良い
こういった妄想をさせてくれる配当株投資は、地味な投資法ですが、夢と希望が詰まった投資法でもあると思います。
一般的にはグロース株で一発当てるような投資の方が夢があるのかもしれませんが、家族がいる私にはなかなかそれはできません。
コツコツと少しずつ夢を手繰り寄せるやり方の方が私に合っています。
もちろん、配当株投資も企業の業績低迷や世界的な不況などによっては無配や減配の可能性もありますが、私が保有している銘柄のほとんどがその業界の首位級。この会社が潰れたら日本は終わりという銘柄ばかりです。
これらの企業の業績を心配する前に、自分が勤めている会社の方が危機的な状況である可能性の方が高いのではないかとも思います。そう考えると、日本を代表する企業に投資することは収入減のリスクを減らすということにも繋がるのかもしれません。
まとめ
今回の妄想は、企業の好調な業績が今後も続くことが前提であり、かつ、正社員を辞めた後の税・社会保険料や子どもの養育費のこと、自動車の買い替えなど色々と抜け落ちている要素がありますので、実現可能性についてはなんとも言えない部分もあります。
ただし、今回の例では配当金が10年間で3倍になるという過去の実績をもとにした条件でしたが、これは一切追加投資をせずに3倍になったという前提です。
受け取った配当金を再投資したり、労働収入で余った部分を追加投資に回したりすれば、配当金が3倍になるというのは夢物語ではない、むしろ上振れる可能性もあるのではと考えています。
また、今回は1株あたり配当金に焦点を当てましたが、企業が増配するということは、その企業の株は買われ、株価も一株あたり配当金の伸び率と同程度上がっていると考えられます。(仮に株価1,000円で1株あたり配当金が30円の場合、配当利回りは3%ですが、1株あたり配当金が3倍、つまり90円まで増えた場合、配当利回りも同程度の水準(3%)に落ち着くことになるため、その時の株価は90円÷0.03=3,000円と3倍になる)
やはり成長を続けている増配銘柄への投資は魅力的です。
10年後、私の配当金額がどうなっているか、このブログで答え合わせできれば良いですね。
ここまでご覧いただきありがとうございました!

転職で減った収入を配当株投資で補い、信州ライフを満喫中。自身の経験が誰かの役に立てばと思い、ブログを始めました。
移住・投資・松本観光・登山など、いろんなコンテンツを発信していきたいと考えています。
どうぞゆっくりしていってください。