【庭に白樺を植えるなら?】松本で“普通のシラカバではなくジャクモンティ”を選んだ理由
松本市で庭づくりをしていると、「白樺(シラカバ)を植えたい」という気持ちが自然と芽生えてきます。
上高地や乗鞍高原などシラカバの木を見る機会も多く、北アルプスを望むこの街には白樺が驚くほど似合います。
私も例外ではなく、庭のシンボルツリーとしてシラカバを検討しました。
候補にはもちろん一般的なシラカバもありましたが、最終的に選んだのはシラカバジャクモンティでした。
現在、我が家にあるのは 1.5mほどの幼木。それでも美しさが際立ち、庭の雰囲気を一段階引き上げてくれています。
この記事では、以下をまとめています。庭木としてシラカバジャクモンティを検討中の方は最後までぜひご覧ください。
シラカバジャクモンティとは?普通のシラカバとの違い
まずは基本的な違いを整理します。
一般的な日本の「シラカバ」
- 北海道〜本州の山地に広く分布
- 樹高15〜20mに達することも
- 若木の幹は灰色 → 成木で白みが強くなる
- 成長スピードが速く、狭い庭では管理が大変(目安:年50~80cm)
- 根張りが強く、建物に近い場所は注意
松本周辺の山でも見られるため、この地域で”最適”という意味では一般的なシラカバが相当すると思います。
ただし我が家のような小さめの庭だと大きくなりすぎるのが悩みどころ。
ジャクモンティ(Betula utilis var. jacquemontii)
- 原産はヒマラヤ地方だが観賞用に選抜された品種
- 樹高は成長しても10〜15m程度
- 若木の頃から幹が真っ白で美しい
- 通常のシラカバより成長スピードは遅め(目安:年30~60cm)
- 一般のシラカバより耐暑性あり
最大の特徴は「幼木でも白い」こと。庭に植えた瞬間からシンボルツリーとして成立するのは、一般のシラカバにはない魅力です。
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松本市の庭で“普通のシラカバではなくジャクモンティ”を選んだ理由
庭の広さに対して「一般のシラカバ」は大きくなりすぎる
我が家の庭は横10m・縦4mほどそこまで広くありません。
普通のシラカバは成長が早く、数年で一気に背が伸びるため、隣家に葉が落ちたり、日陰を作りすぎたりといろいろと問題が出てきそうであることが容易に想像できました。
一方ジャクモンティは、成長は普通のシラカバよりは遅く、樹形が比較的コンパクトにまとまるため我が家の小さな庭との相性がいいと感じています。
幼木から“白い幹”が楽しめる
白樺の魅力はなんといっても「白い幹」。
ただ、一般のシラカバは若木のうちは赤茶色っぽくで、”いつ白くなるの?”、”白くならないと存在感が出ない”という声が意外と多いようです。
ジャクモンティは 1.5mの幼木でもしっかり白い。植えたその日から庭の雰囲気が変わります。

ジャクモンティは一般のシラカバより耐暑性がある
松本は冬は寒いが、夏は意外と暑く乾燥しやすいという土地。
どちらも育つ環境ですが、ジャクモンティは一般のシラカバより暑さに強いという特徴があるため、市街地ではジャクモンティの方が適していると考えられます。
ただし、シラカバ類の中では比較的暑さに耐えやすい(湿気や高温で枯れにくい)という相対的な強さであり、暑さに強い木という訳ではないようですので、注意が必要です。
秋の葉色・樹形の美しさが庭に合った
ジャクモンティは、
- 樹形が自然に整いやすい
- 葉が小さくて繊細
- 紅葉が美しい
という特徴があります。
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雑木の庭の雰囲気と相性が良く、アカシデ・ヤマボウシなど既に植えている木との調和も◎。ちなみにアカシデもカバノキ科の樹木です。
実際に育ててみて感じた「メリット・デメリット」
メリット
- シンボルツリーとしての存在感が抜群
- 成長が比較的早く景観が早く整う
- 庭の“奥行き感”を演出してくれる
我が家はまだ1本しか植えていませんが、庭の手前と奥で複数植えることで他の樹木とも相まって良い奥行き・雰囲気が出るのではないかと思います。
デメリット
- 夏の強い乾燥は苦手(松本の南庭は特に注意)
- 植えつけ初期は水管理が重要
- 高木になるため数年後には剪定が必要
- シラカバ特有の虫(カミキリムシ)対策が必須
しっかり根付いた後は比較的丈夫とされていますが、植えつけ初期は特に注意が必要です。
ジャクモンティを植える際のポイント
西日の直撃は避ける
夏場の強い日差し、特に西日が強い場所では乾燥が進み、木が弱ってしまうこともあります。
日向~半日陰の場所に植えるのが適しているとされており、時間帯によって建物の影になる場所や、他の雑木と組み合わせて強い西日を和らげる配置が理想です。
植え付けは秋〜早春がベスト
白樺の根は暑さに弱いため、10〜11月や3〜5月が最適です。
私が幼木を購入した園芸店では春~GWごろにかけて販売されていました。
1〜2年はしっかり水やり
特に夏の乾燥は大敵。
マルチング(腐葉土・バークチップ)が効果的。
将来の高さを想定して配置する
3〜5年で一気に見栄えするので、建物との距離は最低でも 2〜3m は確保したいところ。我が家の庭の広さではどこに植えるべきかかなり悩みました。
まとめ:雑木の庭にも“ジャクモンティ”は大いにアリ
普通のシラカバは松本の気候では庭木として“最適”かもしれませんが、家庭の庭でシンボルツリーとして育てる場合は、ジャクモンティも選択肢の一つとして有力だと思います。
また、ヤマボウシやアカシデ、アオダモなどの木とも相性が良く、雑木の庭にもピッタリです。
- 幼木の頃から白い幹が美しい
- 成長スピードが普通のシラカバより遅め
- 雑木の庭に馴染む
- 樹形がコンパクトで管理がしやすい
「庭の中心になる一本がほしい」そんな方にはぜひ選択肢にしてほしい樹種です。
1.5mから始まった我が家のジャクモンティが、これからどんな姿になっていくのか定期的に更新していきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

転職して登山・庭づくりなど信州ライフを満喫中。自身の経験が誰かの役に立てばと思い、ブログを始めました。
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