【2月】ブルーベリー作業まとめ|寒冷地で失敗しない春に向けた管理と準備
2月は寒冷地では最低気温が依然として氷点下が続く時期です。
しかし、1月と同じ「何もすることがない月」かと言えばそうではありません。
実は2月はブルーベリー管理において非常に重要な分岐点になります。
理由は、
- ブルーベリーが完全休眠から徐々に覚め始める
- タイミングを誤ると、1年分の生育が狂う
からです。
この記事では、寒冷地における2月のブルーベリー管理を「やるべきこと」と「まだやってはいけないこと」を明確に分けて整理します。
2月のブルーベリー作業リスト
- 剪定の適期(本剪定は2月が最適)
- 水やりは引き続き最小限(行うとしても日中)
- 鉢植えの凍結対策は継続
- 植え替えは下旬以降
- 病害虫対策
2月は剪定のベストシーズン
寒冷地におけるブルーベリー剪定の最適期は、2月上旬〜下旬(芽が動き出す直前)です。
この時期は、
- 休眠が十分に深い
- 切り口が凍害を受けにくい
- 春の芽吹き前で樹形を判断しやすい
というメリットがあります。
剪定の基本方針(寒冷地・成木)
- 樹冠の中心を明るくする
- 混み合った枝を間引く
- 古くなった主枝を更新する
具体的に切る枝
- 地際から出た古く太い主枝(更新剪定)
- 内向き枝・交差枝
- 細く弱い枝、花芽が少ない枝(マッチ棒のような枝)
一度に切る量は全体の1/3までが安全です。
若木(1〜3年生)は剪定を控えめに
植え付けから数年の若木は、剪定よりも樹勢確保を優先します。
剪定しすぎると葉が少なくなる結果、光合成が不十分となり、樹勢が弱くなる恐れがあるからです。
若木で切るのは以下のみ
- 枯れ枝
- 明らかに病気の枝
- 極端に絡み合った枝 → 風通しを良くし、蒸れ・病害虫対策になる
花芽が多少多くても、基本は残す方が若木のうちは生育は安定します。
以下は4年生苗のリバティ。低い位置に細い枝が密集していましたので、上の葉が茂って陰になる可能性が高いため、多めに剪定しています。


水やりは引き続き「ほぼ不要」
2月の水やりの管理は基本的に1月と同じです。

この時期であれば、バークチップなどでマルチングしていれば完全に乾いてしまうことはほとんどありません。
水やりの目安
- 鉢土が完全に乾いたときのみ
- 暖かい日中に軽く与える
特に、剪定後・施肥後だからといって水を多く与える必要はありません。
1月と同様に、この時期に水やりを間違えると根腐れや凍結で根を痛めますので、注意が必要です。
鉢植えの凍結対策は2月も継続
1月と同様に気温が氷点下になる寒冷地では鉢の凍結対策が引き続き重要です。
対策のポイント
- 屋根下管理を継続
- 鉢の断熱(発泡スチロール・木材)
- 強風を避ける
我が家では太陽が当たりやすい南側の軒下に鉢を置いていますが、置き場がコンクリートのため木材の上に置いて凍結対策をしています。
3月に向かって少しずつ寒さが緩んできますが、1月と同様の対策は行いましょう。

植え替え・鉢増しは2月下旬以降なら可能
以下の条件が揃えば、2月下旬〜3月上旬から植え替えが可能です。
条件
- 落葉が完全に終わっている
- 強い寒波が来ない予報
- 根鉢を大きく崩さない
ただし、作業自体は3月に入ってから方が安全です。2月は無理せず、剪定を中心に行う方が無難です。
休眠期防除(必要な場合のみ)
前年に
- カイガラムシ
- アブラムシ
- すす病
が多発した場合のみ、2月下旬ごろから休眠期防除を検討します。
注意点
- 必ず「休眠期対応薬剤」を使用
- 芽が動く前に散布
- 毎年やる必要はない
問題がなければ防除不要です。
まとめ|2月は「シーズンを左右する重要な月」
2月のブルーベリー管理は、1年の出来を左右する重要な作業月です。
- 適切な剪定
- 冬管理の継続
この点を守るだけで、春の立ち上がりが大きく変わります。
寒冷地では、「2月にやりすぎないが、やるべきことは逃さない」
これが成功のコツです。
春に向けて2月のうちにしっかり準備を整えておきましょう。

転職して登山・庭づくりなど信州ライフを満喫中。自身の経験が誰かの役に立てばと思い、ブログを始めました。
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