名峰へアクセス抜群!『登山視点』で考える松本移住の魅力

都市部から山に通うたびに『もう少し近かったらな・・・』と感じたことはありませんか?多くの登山好きが抱える悩みですが、解決策はシンプル。そう、山の近くに住むことです。
自己紹介の記事にも書いた通り、私は北アルプス登山がきっかけで松本市に移住しました。朝起きて天気が良ければそのまま山に直行!これができるのが松本移住の魅力です。
今回は松本市から名峰までのアクセスの良さを記事にまとめたいと思います。登山好きで地方移住を考えている方はぜひ最後までご覧ください!
松本市が山好きに人気な理由
山好きにとって「登山口までの距離」は暮らしの満足度を大きく左右します。
松本市は、北アルプス・南アルプス・中央アルプス・八ヶ岳といった日本を代表する山岳エリアに囲まれた街。移住すると、そのどれもが「日帰り圏内」になります。
これが松本市が山好きに人気な理由です。
ここでは各エリアへのアクセスを具体的に紹介しながら、松本移住の登山的魅力を探っていきます。
山域ごとの登山口までのアクセス
ここからは松本市が各山域へのアクセスがいかに良いかを紹介します。
松本市は北アルプスの麓の街ですが、それ以外の山域まで意外と近く感じられますよ。
北アルプス:王道の山岳エリアへ
松本から最も近いのが北アルプス。上高地や槍・穂高連峰、常念岳や蝶ヶ岳といった名峰の登山口が市内から1時間前後でアクセスできます。(以下、Google Mapsより引用)
上高地・徳沢方面
松本ICから沢渡駐車場まで車で約1時間。その後バスやタクシーで上高地へ。

常念岳・蝶ヶ岳
一ノ沢登山口や三股登山口までは松本市街から車で約1時間。早朝に出れば日帰り登山も可能です。

白馬方面
松本から白馬駅まで電車で約90分、車で1時間強。栂池や八方尾根からの入山がしやすいです。

「今日晴れたから、ちょっと常念岳に登ってこよう」そんな贅沢が日常になるのは、松本ならではの特権です。
上高地や常念岳のアクセスなど詳しく紹介した記事もありますので、ぜひそちらもご覧ください!

南アルプス:静けさと深さを味わう山旅へ
南アルプス北部も松本から十分日帰り圏内です。
代表的なのは仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳。
北沢峠(仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳)
北沢峠へと向かうバスの出発地点である伊那市の仙流荘までは松本から車で約1時間30分。その後バスを乗り継いで北沢峠登山口へ。夏に日帰りで仙丈ヶ岳に行ってきましたが、始発の北沢峠行きのバスに乗って昼過ぎに下山できました。

塩見岳方面
塩見岳へ唯一直接アプローチできる鳥倉登山口までは松本から車で約2時間半。やや距離はありますが、前泊を組み合わせれば快適にアクセスできます。

首都圏からだと前泊必須のエリアですが、松本からなら朝発でも入山が可能。混雑を避けつつ、南アルプスらしい静かな山行を楽しめます。
中央アルプス:木曽駒ケ岳がぐっと近い
中央アルプスの象徴はやはり木曽駒ケ岳。松本からなら驚くほど気軽に行けます。
千畳敷カール(木曽駒ヶ岳)
松本から中央アルプスの玄関口である駒ヶ根ICまで車で約1時間。その後ロープウェイを使えば標高2600mの千畳敷へ一気に到着。日帰りでアルプスの絶景を楽しめます。

木曽福島までは車で1時間半。空木岳や南駒ヶ岳へも十分アクセス可能です。
平日休みにふらっと「雲上散歩」へ行ける距離感は、中央アルプスならではの魅力です。
八ヶ岳:多彩なルートと温泉も楽しめる
松本から東へ1時間足らずで八ヶ岳エリアに入れます。バリエーション豊かな登山ルートと温泉が揃っており、ファミリー登山から本格縦走まで対応可能です。
北八ヶ岳(白駒池・北横岳)
松本から麦草峠まで車で約1時間半。池めぐりや苔むす森が魅力。

南八ヶ岳(赤岳・硫黄岳)
八ヶ岳山荘駐車場まで車で約1時間。アルプスに匹敵する迫力の岩稜を日帰りで楽しめます。

下山後に立ち寄れる温泉も豊富で、「山と温泉」がセットになるのも八ヶ岳の大きな魅力です。
松本は”山のベースキャンプ”
北アルプスを中心に、南・中央アルプス・八ヶ岳まで、松本はまさに日本の屋根のど真ん中に位置し、どの山域にもアクセスしやすい稀有な街です。
「週末はもちろん、平日のちょっとした時間でも山に行ける」――そんな環境が欲しい人にとって、松本移住は理想の選択肢になるでしょう。
山好きの方、ぜひ松本への移住を検討してみてくださいね!

転職で減った収入を配当株投資で補い、信州ライフを満喫中。自身の経験が誰かの役に立てばと思い、ブログを始めました。
移住・投資・松本観光・登山など、いろんなコンテンツを発信していきたいと考えています。
どうぞゆっくりしていってください。