【アカシデのアブラムシ対策】原因と駆除方法を徹底解説|春に発生する理由とは?
我が家では雑木の庭を目指してアカシデを植えました。
春になりアカシデが芽吹いてくると同時に気になり始めるのが「アブラムシ」です。
「新芽にびっしりついている」「葉が縮れてきた」「黒っぽくベタついている」
こうした症状が出ている場合、ほぼ間違いなくアブラムシが発生しています。
実際、私の庭でも春の芽吹きと同時にアブラムシが発生しました。特に昨年は原因が分からず放置してしまった結果、大きな被害が出てしましました。
アブラムシは新しく芽吹いたばかりの葉に集中してつくため、放置すると樹形や成長に影響が出る可能性があります。
ただし、アカシデのアブラムシは原因と対策を理解すれば十分コントロール可能です。
この記事では、以下の内容を分かりやすく解説します、

アブラムシが発生する原因
新芽が最大の原因
アブラムシは、柔らかく栄養価の高い部分を好みます。
特に狙われるのが
- 展開したばかりの柔らかい新葉
- 葉の付け根
- 芽の周辺
アカシデは春に一斉に芽吹くため、アブラムシにとって絶好のタイミングになります。
肥料のやりすぎ(窒素過多)
窒素分の多い肥料を与えすぎると、葉が柔らかくなり、樹液の栄養も増えます。
その結果、アブラムシが集まりやすい状態になります。
特に植え付け直後や成長を促そうとして肥料を多く与えている場合は注意が必要です。
風通しの悪さ
枝が混み合っていると、空気が滞留しやすくなります。
するとアブラムシが増えやすくなるだけではなく、アブラムシの天敵が入りにくくなります。
アカシデは細かな枝ぶりとそこにつく密な葉が美しい木ではありますが、ある程度の風通しが確保できるように軽い剪定は必要です。
アリの存在
アブラムシは甘い分泌物(甘露)を出します。それを求めてアリが集まり、アブラムシを守る関係になります。
その結果、
- アブラムシの天敵が排除される
- アブラムシが増え続ける
という悪循環が生まれてしまいます。 アリがいる=アブラムシが増える環境であることを理解しておきましょう。
春の気温条件
アブラムシは15〜25℃で急激に増殖します。
2026年においては、寒冷地の松本市では4月上旬に芽が芽吹き始め、4月中旬ごろから葉が開き始めました。
アブラムシが発生したのは葉が開き始めた直後。特に葉の根元付近にびっしりとアブラムシが発生しました。
アブラムシの被害と症状
放置すると以下のような症状が出ます。
- 葉にベタつきが出る
- すす病(黒いカビ)が発生
- 光合成が不十分になり、成長しづらくなる
- 秋の紅葉が美しく出ない
特に幼木の場合は影響が出やすく、早めの対処が重要です。(下の写真は実際の我が家のアカシデ)

アブラムシ対策【実践編】
ここからは具体的な対策を、重要度順に解説します。
①見つけたらすぐに除去(最優先)
最も効果的なのは物理的な除去です。
- 指で潰す
- 水で洗い流す(ホース・霧吹き)
初期段階であれば、これだけで十分抑えられます。特に葉の裏・葉の付け根を毎日チェックするようにしましょう。
②アリ対策
先述の通り、アリがいるとアブラムシは一気に増えます。
アリ対策として以下が効果的です。
- 幹に粘着テープを巻く(アリが葉まで登ってこられなくする)
- 市販のアリ防止資材を使う
- 巣を見つけたら除去
これをやるだけで被害が大きく減るケースが多いです。
③水での定期洗浄(予防)
軽い発生なら水で流すだけでも効果があります。
- 週1〜2回(水やりの際に葉裏にも)
- 葉裏を中心に洗う
初期段階の抑制に有効ですが、併せて②のアリ対策も行っておくと安心です。
④ 剪定で風通しを改善
アカシデの剪定の適期は冬です。
アブラムシが発生しそうな込み合った枝は事前に剪定しておくことが望ましいですが、発生してから剪定する場合は軽い剪定にとどめましょう。
- 混み合った枝を間引く
- 内向きの枝をカット
⑤ 薬剤の使用
アブラムシが広範に広がってしまった場合は薬剤の使用も考慮します。
- 市販の殺虫スプレー
- 石鹸水スプレー(軽度向け)
昨年はKINCHO園芸のベニカナチュラルスプレーを使用していましたが、あまり効果が得られず。
しかし、今年から使い始めたベニカXネクストスプレーは効きが違います。謳い文句の通り、即効性と持続性があります。ベニカナチュラルスプレーと比較してフォーカス噴射の距離が少し短いため、高い場所(3m以上)まで噴射した場合は注意が必要です。
まとめ
アカシデのアブラムシは
- 春の新芽に発生しやすい
- 条件が揃うと急激に増える
- ただし、原因と対策が分かれば対処は難しくない
重要なのは 早期発見と初期対応です。具体的には、
- アブラムシを見つけたらすぐ除去
- アリ対策
- 環境改善
この3つを押さえれば、被害は最小限に抑えられます。
雑木の庭では、多少の虫はつきものです。ただし正しく対処すれば、自然な状態を保ちながら美しい庭を維持することができます。
ぜひ今回の内容を参考に、アカシデを健やかに育てていきましょう。

転職して登山・庭づくりなど信州ライフを満喫中。自身の経験が誰かの役に立てばと思い、ブログを始めました。
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